プラットフォームのモニタリングと管理

Tableau のプラットフォームは IT にとっての利便性を考慮して開発されています。企業が必要とする機能の利用、統合、自動化、監査を簡単に行うことができます。コンテンツ、ユーザー、ライセンス、サーバーパフォーマンスの追跡管理も Tableau で直接、あるいは企業で一般的に使用される他の監視ツールを使って簡単に行うことができます。ミッションクリティカルなプラットフォームが Tableau で稼働するため、安心してご利用いただけます。

パフォーマンスとヘルス

Tableau Server のプロセスとシステムのキャパシティを追跡することは、サーバーの信頼性を維持するために非常に重要です。また、今後のキャパシティプランの重要な一部でもあります。Tableau Server のステータスページには、アクティブリポジトリとパッシブリポジトリのステータスを含む、すべてのノードのサーバープロセスが表示されます。Tableau はデータ接続エラーで抽出の更新に失敗した際に、管理者やコンテンツ所有者に通知します。これにより、ユーザーが古いデータを分析に使用する前にデータの問題に対処することができます。


自動化

エンタープライズ分析プラットフォーム全体のデータやコンテンツ、ユーザーの管理を手動で行う必要はありません。Tableau Server には、サーバータスクを自動化するユーティリティがいくつか用意されています。 Tabcmd Tabadmin は、サーバー全体を管理するための総合コマンドラインユーティリティです。Tableau REST API により Tableau Server のリソースを HTTPS プログラムで管理・変更できます。Tableau Server の自動導入とスケーリングは、 AWS EC2 VMWare vSphere などすべての主要 VM とクラウドプラットフォームでサポートされています。

ユーザー管理

サポートしているユーザーが 10 人でも 1 万人でも、Tableau はサーバー管理者の負担を軽減します。ビジュアルユーザーパーミッションマネージャーで各ユーザーとグループがどのロールや仕事を引き継ぐのか、サイト、プロジェクト、フォルダごとに正確に表示できます。ローカル認証により、新規ユーザーの一斉追加が簡単に行えます。Active Directory をご使用の場合、既存の AD グループと同期してセキュリティプロトコルとの一貫性を保ちます。


監査

Tableau Server はデータ接続、全サーバーコンテンツ、ユーザー操作の膨大な数のログファイルを保持します。これらの膨大なログをトラブルシューティングやパフォーマンス評価、監査コンプライアンスに利用できます。各ユーザーの Tableau Server でのアクションは記録され、今後の参照用に保存されます。Tableau は、 LogShark TabMon など、Tableau Server の使用状況およびパフォーマンスデータを分析できるオープンソースのツールを作成しています。Tableau では、プラットフォームを最適化し効率よく運用するためのデータとツールが利用できます。

Tableau Server プラットフォームのモニタリング

お客様はビジネスインテリジェンスプラットフォームの主体として Tableau を利用しています。他のすべてのミッションクリティカルなサービスと同様に、管理者は Tableau を積極的に監視し、問題の可能性を認識し、それらに対処する必要があります。組織内で Tableau が広く利用されるようになると、より多くのハードウェアやネットワーク、データベース、アプリケーション、エンタープライズツールがプラットフォームに統合されます。トラブルシューティングとパフォーマンスの両方の観点から、これらのツールがどのように相互運用されるのかを理解することが、監視の重要事項となります。このホワイトペーパーには、Tableau Server のモニタリングと組織全体での使用状況の把握に利用できる様々なメカニズムが説明されています。

IT 部門向けのその他のリソース

組織全体で Tableau 分析環境を導入、サポート、規模拡大するためのツールがさらに用意されています。

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